ついににベータ版Adobe Express(アドビエクスプレス)が最新版Adobe Expressとして公開されました!
今回は改めて最新版のポイントやおすすめの使い方などをまとめました。
Adobe Expressは、プレミアムプランがほとんどのCreative Cloudメンバーシッププランに含まれており、Creative Cloudとの連携が特徴のアプリです。もちろん、PhotoshopやIllustratorで作成した素材をAdobe Expressのプロジェクトで使用できます。さらに、Adobe Fireflyの生成AIツールを使用することもでき、Adobe Express内でクリエイティブな可能性が広がります。
他にもアニメーション機能が強化され、Adobe Character Animatorの機能を搭載した「音声でキャラクターを動かす」により、録音済みのセリフに唇やジェスチャーを同期させ、キャラクターを作成することが可能になりました。
このオールインワンアプリは、InstagramリールやTikTokビデオ、チラシ、バナーなどを素早く簡単に作成できることができ、近日中にはモバイル版もリリース予定のようです。
まだアカウント開設してない方はこちらを参考に登録してください。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/My-project-4-160x160.jpg)
難しくないので、手順を見なくてもできる方はこのバナーをクリックするとAdobe Expressに遷移するのでサクッと作りましょう。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/マイプロジェクト-1-1-1024x341.jpg)
Adobe Fireflyの生成AI機能ですが、日本語を含む100以上の言語に対応したテキストプロンプトを使って、将来的に商業利用にも安全なカスタム画像やテキスト効果を生成することが可能になるようです。
せっかくなのでさっそく使ってみましょう!ただ、何を作ったら良いのか戸惑うことも多いと思います。
そこでおすすめなのが、「TOP画面に表示されるサンプルを参考に生成する」です。初めての方はこの方法で生成AIの機能を楽しみましょう。
Adobe ExpressのTOP画面を表示し、テキストで画像作成で気になる画像を選びます。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-1024x483.png)
今回はこの紫色の風景にしたいと思います。選んだらクリックしましょう。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-1-1024x477.png)
すると、画像が表示されます。「ビデオゲームのスタイルの池の上の紫色の夕日」がこの画像のプロンプト文(命令文)になります。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-2-1024x518.png)
結果の下をスクロールすると「さらに読み込む」があります。これをクリックすると他のパターンが生成されるので試してみてください。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-3-1024x526.png)
次に画像のサイズを変えてみましょう。既に生成された画像のサイズは変更できないので、新規で生成します。そのためプロンプトはコピーしておきましょう。
メディア>写真>テキストで画像作成をクリックすると、画像サイズを選ぶことができます。今回は「ワイドスクリーン」にします。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-4.png)
先ほどコピーしたプロンプトを貼り付けして「生成」をクリックします。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-5-1024x565.png)
するとワイドスクリーンサイズで先ほどの風景を生成することができました。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-6-1024x510.png)
最後に色を変えてみましょう。紫色を黄色に変更してみました。するとまた違った雰囲気の画像が生成されました。
このように少しずつキーワードを変えて好みの画像を作りましょう!
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-7-1024x512.png)
今回最新版を触っていて、管理画面の仕様が少し変わって、使いやすくなったなと感じました。特に素材系が一つにまとまっているので迷わなくて助かります。
素材はデザイン素材のメニューから見れます。背景やシェイプなど欲しい素材を探しやすくなりました。また、素材も追加されたようで使ってみたい素材をたくさん見つけることができました。今回のサムネイルもAdobe Expressで作ってます。
![](https://meme-mory.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-16-22.16.40-1024x492.png)
Canvaなども素材が多く使いやすいですが、2億点近くの最大規模のアセットコレクションを誇るAdobe Stockと連携しているAdobe Expressはとっても魅力的です。ロイヤリティフリーの画像、動画素材、オーディオ素材、約22,000種類のフォント、アイコン、背景、シェイプなどを組み合わせればデザインの可能性は無限ですね。。。
管理画面を触ってみて、機能や画面仕様がとっても良くなりました!これからサムネ作成なども引き続きAdobe Expressでやっていこうと思うので気づいたところはまたご紹介しようと思います。
最後に、Adobe ExpressはSNS向けの動画や画像、ビジネス文書など、さまざまなコンテンツを1つの場所で作成できるツールです。FireflyのAI機能を利用して画像を作成したり、ワンクリックで背景を削除したりすることも可能です。アドビのツールの便利機能が集結したAdobe Expressを活用して、クリエイティブな作品を手軽に生み出しましょう。